So-net無料ブログ作成
検索選択

鶏卵スピーカー#2 [Make]

卵の殻をキャビネットにしてスピーカーを作った。
低音は出ないけれど、自己満足するには十分な好感の持てる出音。振動板の褐色と卵の赤い肌がよく合った、凛としたたたずまいが気に入っている。

eggsp_May09
出音は決して良くはない。原因は方々にあろう。ドライバユニットの実力を知らず、音響設計ゼロ、加工は現物合わせ、と心の赴くままにやっているからね…。音が重なり合っている時に違和感があって、もう少し音の分離・融け合い感、締まりの好さといったものが欲しいところ。周波数特性ではどこかに好ましくないピーク、ディップがありそう。
しかしながら、ソースを選べば、例えばゆったりしたアコースティックギター弾き語りなどは比較的素直に鳴ってくれて、心地よく聴ける(デスメタルなど重厚でパルシブな音が詰まったものは無理)。
ドライバユニットの真価が引き出された状態にはきっと程遠いのだけど、それでも出音に好ましい面があるのはユニットの優秀さゆえだろうと思う。

作ってみて気づいたのは、スピーカーも物作りの題材としてとても面白いものだということ。自分で手を下して制御できる要素は音響、材料、機械、電気、工芸、…など多岐に渡っていて、出音を左右しうるパラメータも多い。目指す物に近づかんと思索したり音を聴いたりしながら解空間をさまよっていると、だんだん心地よさが感じられてくる。今回の自分の場合、解空間は鳥小屋周辺にあったらしい。

幼い頃、家で飼っていた鶏ファミリーが好きだった。もしその鳥が生んだ卵でこれを作っていたら、子供時代の最高の宝物になっていたかもしれない。夏に抜け落ちた綿羽をちょっと吸音材にもらったりしながらね。

使用したもの:
Hi-Vi B1S(1inch フルレンジ), 鶏卵, 綿(吸音材), 石粉粘土(スタンド), etc
コメント(0) 

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

関連リンク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。